日経225先物で資産運用

日経225先物で資産をヘッジする

ヘッジとは

日経225先物取引のリスクヘッジ(リスク回避)の手段として、日経225オプ ション取引を利用することができる。先物とは逆のポジションとなるように適 切な権利行使価格・限月のオプションを先物と同数買い建てる(ロングの場合 はプット買い、ショートの場合はコール買い)ことで、株価指数の暴落(ロン グの場合)・暴騰(ショートの場合)による大きな差損発生のリスクを回避す ることが可能である。ただしこの場合は先物取引が成功した場合でも、得られ る利益はオプション価額の変動(この場合は減少)分だけ少なくなる。

ヘッジ目的の場合はオプションを買い建てることが必要で、オプションを「売 り建て」た場合はオプション取引によって得られる利益が一定額に限定されて しまうため、株価指数の暴落・暴騰に対するヘッジとはならない。

なお、オプション取引は必ずしもヘッジ目的だけに限られるものではない。

初心者、個人向け商品です。

日経225先物、miniとは

個人投資家でも気軽に参加できるよう、大阪証券取引所が2006年7月18日から スタートさせた新しい株価指数先物取引。上場は大阪証券取引所のみ。日経 225先物取引の取引単位を10分の1にし、呼び値を5円にしたもの。ただし、限 月は日経225先物取引の5つの限月のうち、近い方の2つしか採用されない。

この日経225miniと区別するため、miniではない本来の日経225先物の方を 「ラージ」ということがある。

証拠金

大阪証券取引所では、2000年10月30日より上記CMEの開発した SPAN (The Standard Portfolio Analysis of Risk)という証拠金計算方法が採用されて いる。証券会社では、このSPANのうちの「プライス・スキャンレンジ」という 指標を用いて、必要最低証拠金を計算することが多い。プライス・スキャンレ ンジは、指数の終値の対前日の増減値(絶対値)のうち、(1)過去4週間のう ち最も変動した値、(2)過去24週間のうち上位2番目に変動した値、のうちの 大きい方を30の倍数に切り上げ、それを1,000倍したものである。プライス・ スキャンレンジは大阪証券取引所から毎週発表される。

出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』

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